2,屋根のリフォーム 見積のポイント
1,屋根工事の中心になる価格帯は50〜100万くらいです。
最近の主な屋根材は塗装、スレート、鉄板、洋瓦、和瓦があり、いずれも軒先の雨樋工事、大工工事が必要になる場合が多く現場調査に来た担当者によっては経験不足のためにこれに気付かず後になって請求が来たりすることも少なくありません。
2,見積は3社くらいに依頼して同じ条件で比較することをお勧めします。
チェックポイントは屋根材の数量、足場の有無、補足工事の有無です。
→面積はu単位で書いていることを確認してください。
又、きちんとこれを説明することが出来る業者を選んでください。
※以下は注意点と参考資料です。
屋根は瓦、金属屋根、スレート等の材質によって傷みの症状が違い、
「瓦はズレ、割れ」、「金属屋根はサビ」、「スレートは色あせ、割れ」などがあり
これらを早期に発見することがポイントです。
住まいの寿命を延ばすための屋根のリフォーム!
屋根も外壁同様雨、風、日光、気温等の気候の影響を受けて劣化していきます。
更に、東・西・南・北の向や風向き等で劣化の進み具合も異なってきますが屋根の形にもよります。
屋根のリフォームは、経過年数や症状によって方法が変わります。
美しさと耐久性を兼ね備えた工法で施工することが一番大切です。
建物の外部の一番の敵は水です。
したがって屋根工事は内部への侵入を防ぐバリアーでなければなりません。
屋根リフォームのタイミングチェックはここ!
スレート・金属屋根で色あせや変色。
スレート・金属屋根で汚れが目立ってきた。
スレート・金属屋根で水切りなどの金属部分にサビが発生してきた。
>>屋根塗装工事を検討しましょう
瓦・スレート・金属屋根材のズレや割れ、剥がれがある。
瓦・スレート・金属屋根材でカビや藻が生え出してきた。
>>張替え若しくはカバー工法を検討しましょう
塗膜(塗料)の劣化だけでは無く屋根材そのものの劣化が進行している場合
いくら素晴らしい塗料や下地処理をしても耐用年数うは大幅に落ちてしまいます。
塗装で仕上げても見た目はキレイに仕上がっていますが、早いもので半年もしないうちに症状が現れてしまう場合もあります。
屋根の種類と耐久性比較
屋根材 | 耐用年数(メンテナンス時期) | 価格の目安/u | その他 特徴 |
---|---|---|---|
瓦(和洋) | 40〜50年(15〜20年) | 8,000円〜10,000円 | 地震、台風には弱い・割れ、漆喰部分のメンテナンスチェックが必要 |
セメント瓦 | 30〜40年(12〜20年) | 6,000円〜8,000円 | 地震、台風には弱い・割れ、塗装メンテナンスが必要 |
スレート | 25〜40年(12〜20年) | 5,000円〜7,000円 | 地震、台風には強い・割れ、塗装メンテナンスが必要 |
金属系(ガルバリューム鋼板) | 30〜50年(10〜20年) | 6,000円〜8,000円 | 地震、台風には強い。但し、塩害地域は要注意・塗装部分のメンテナンスチェックが必要(錆びてなければ問題なし) |
屋根材比較
瓦(和洋)
粘土を使った焼きものの屋根瓦
セメント瓦
セメントと砂で混ぜたモルタルを成形して塗料で着色した瓦
スレート
主原料としてセメント質原料と繊維質原料を用いた成形セメント板で
非多雪区域では最も多く使用されている。
金属系
ここではガルバリウム鋼板の屋根材を言います。
多雪区域には多く使用されていて耐久性は抜群。